１ヶ月くらい前に多摩動物園にユキヒョウの赤ちゃんを見に行きましたが、
実は赤ちゃん、体調を崩してしまったそうで見ることが出来ませんでした。

で・・・、その10日後くらいにちょうど家の用事でダンナと一緒に有休を取ったんですが、
その用事が11時前には終わったので、また多摩動物園に行ってみました。

さすがに平日。（しかも暑い・・・）
空いてて、まるで貸切のようだわぁ～、と思いつつユキヒョウのところまで行くと、
５～６人がガラス越しに中を見ていました。

いるのか？と近付いたら、残念ながらまだ居ないよう。
入り口には大きな看板が。

それによると、『ユキヒョウの赤ちゃんは暑いのに慣れないので体調を崩しやすい。
なので、屋内飼育場と屋外放飼場を自由に行き来できるようにしてあるので、
見れないこともありますが、どうぞご理解下さいませ。』
ということだ。

そりゃあそうですよね。日本の夏は暑い・・・。（＾＾；）
中にいるのも外に出るのも母ユキヒョウの判断に任せているということなのかな。


そこで待つことしばし・・・。


おぉ！まずは母ヒョウが出てきました！


その母ヒョウの後ろから、様子を伺うように顔を覗かせてる可愛いユキヒョウの姿が！


ユキヒョウの赤ちゃんは３兄弟♪


なんでこんなに可愛いんだぁ～～～！と心の中で叫んでしまいました。（笑）


「お外は暑いね～！」


体はまだ小さいのに、見よ！この太い足！（メロメロです。＾＾）


子供は元気！
すぐに走り回ったり、ジャレ合ったり。


こんな姿を見ていると、もう可愛くって可愛くって顔が自然にほころんでしまう。



だけど・・・こんなに可愛いユキヒョウを見れたのに、
実はちょっと不愉快なこともあったりで・・・。

少し呆れた話なので、この先はクリックでどうぞ・・・。（＾＾；）




まず最初にユキヒョウのところに行った時のこと。

『ユキヒョウの赤ちゃんの体調考慮のため、屋内と出入り自由にしてあります。』
と看板に大きく書かれているにもかかわらず、５０代くらいの女性が
「なんで子供を出さないのよ～。出入り自由になんてしないで、ずっと外に出しておいてよ。
サービス悪いわね！」って言ったんです。

むむ？？？
動物の体調はどうでもいいの？赤ちゃんが見れればそれでいいの？





その後、仔ヒョウたちが外に出てきて元気に遊び始めると、いっせいに皆がカメラを構えます。
もちろん私もダンナも「可愛いね～！」と言いながらシャッターを切る。

あんなに可愛いんだもの。皆、写真に収めたいですよね。
それはわかります。

でも前の列の人たち・・・、座って欲しいなぁ・・・。全然見えない！
しかも、そのうちの１人・・・５０代くらいの女性、メチャメチャ大きなつばの帽子を被ってるし。
ますます見えん・・・。（＾＾；）
うぅーん、もうちょっと後ろの人のことも考えて欲しいなぁ。


そうこうしていたら２０代くらいの男性が大きなカメラを担いで来て、
「すいません、前で座って撮りたいんで退いてください。」って、
皆の間を入っていって、一番前に陣取ったんです。

で、ガラスの縁に（ユキヒョウ舎は檻ではなくてガラス越しに見ます）何かを置いて、
仔ヒョウの気を引き始めたのです。
好奇心旺盛な仔ヒョウたちは、すぐにガラス越しのそれに向かってジャレ始め、
皆でその男の人を囲むように、ジャレてる姿を写真に撮りだしました。


そこへ３歳くらいの子供を連れた親子連れが来て、お母さんが仔ヒョウを指差し、
「ほら、ユキヒョウの赤ちゃんだよ♪」って。
子供は「にゃんにゃん？」と言いながら、とても楽しそう。

でも人だかりが凄くて、とても子供には見えにくい。なので、お母さんが、
「すみません、子供に見せたいので前に行ってもいいですか？」って言ったんです。

すると、その前を陣取って写真を撮っていた２０代の男性が、こともあろうに舌打ちをして、
「ちぇっ。前に行かれるとガラスに映りこんじまうんだよなぁ～。」って言ったのです！

一瞬にして顔がこわばるお母さん。

それを聞いて、私もダンナも腹が立つやら、呆れるやら・・・。
でも、そこでその男性を注意して、その親子がもっと嫌な思いでもしたら・・・と思うと、
何も言えませんでした・・・。







もともと赤ちゃん公開中は混むので、ユキヒョウ舎の前の地面にはテープが貼ってあって、
ちゃんと、子供はテープより前で、大人はテープの後ろで見学してください。って書いてある。

だって子供は小さいんだから当たり前ですよね。見えないよね。

いくら平日で子供が殆ど居なかったとしても、子供が来たら前を譲ってあげるくらいの
思いやりはないのかしら・・・？
私たち夫婦と同じように、子供が来たら前を開ける大人も何人かいたけど、
半数くらいの大人はまるでお構いなし。

その上、『三脚、一脚の使用はご遠慮願います。』って大きく書いてある張り紙の横で、
人混みの中、三脚を出して撮り始める６０代くらいの男性２人組。
（誰かに注意されて、すぐに仕舞ってましたが。）


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「うんしょ。うんしょ。」


　　　　　　　　　　　　　　　　　「お母さん！ここまで登って来れたよ～！」



マナーや常識ってよく言うけど、その根底にあるのは、
相手への思いやりや、不快な思いをさせないような心遣いだったりするんじゃないかと
思うのです。

私だって気付かないうちに、人に不快な思いさせてしまってるかもしれないし、
夢中になって周りが見えなくなることもあるかもしれない。

でも出来る限り、ちゃんとそういうことの出来る人間でありたいなぁ～と
つくづく思った次第です。



はぁ～～～、それにしても今どきの大人ってヤツは全くなっとらん！！！（笑）



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